一昨日の地震はビックリしました。
「これから本震が来るかも」となんとなく落ち着かない2日でしたが、無事に48時間が過ぎて一安心。
心配して連絡いただいたりして、それがすごく心強かったです。人の温かさ優しさに沢山触れた2日間でもありました。
阪神淡路の時と比べて、非常時でも誰かと繋がっていられるという安心感はすごく大きかったです。
あと、うちは電気と水はずっと通っていたので、お風呂以外はあまり不便を感じていないです(食事は超手抜き) お水が出ないところはやっぱり大変。
今回の地震は、外側から見た感じの被害は少なくても、物が倒れたり割れたりと、内側の被害は結構大きかったお家が多いみたい。
他のお家の地震後の写真見せて貰ってたら、うちは大分マシだったなと思います。
今回わかったのが、地震のときには引き出しという引き出しが飛び出すということ。今の家具は引き出しが軽くなっているから、転倒よりもまず飛び出しなのかも。
うちで転倒したのはこれとテレビくらい。
あとは、洗面所や冷蔵庫や本棚などの扉が開いて、中のものが飛び出してきていました。我が家は台所と洗面所が一番危険とわかりました。
耐震マンションだからこの程度で済んだけど、自然のエネルギーの大きさを改めて思い知らされます。
子どもらは集団登校中に地震が来て、お寺前の狭い道を通っていたのでかなり怖かったみたい。小3の息子はその時に「終わった」「死」という言葉が思い浮かんだそうです。
同じ状況にいた小6の姉は、「怖くてしゃがみこんだ」と言いつつも後は意外とケロっとしていました。お姉ちゃん、こういう場面では意外とメンタルが強いです。
私は、子どもらを送り出してゴミをまとめていたときにドーンと最初に突き上げるような地震があって、とっさにリビングの真ん中に逃げました。
その後の横揺れが長くて、ウーパールーパーの水槽が落ちそうになって水が飛び出しているのが見えて、水槽を押さえて地震がおさまるのを待ちました。
多分それより机の下にでも逃げていた方がよかったと思うけど、とっさの時っておかしな行動をしてしまうようです(^^;
地震がおさまってからはしばらく手が震えて放心していたら、実家の母と別れた旦那のお母さんからは電話を、弟のお嫁さんからLINEを貰って、それがすごく心強かったです。
その後は「ゴミ捨てな」とか、「とりあえず洗濯干そ」とか、無理やり普段通りに過ごそうとしていたかも。
それより何より子どもらをすぐ学校に迎えに行かないといけなかったのに、「学校は安全だし」ってなんか思い込んでいました。何だったんだろう、あの心理は?
友達から、「学校に迎えに来てるよ」って連絡をもらって、慌てて小学校へ。マンションロビーに降りたときに、ママ友さんの顔を見つけたときにはホッとして涙が出そうになりました。
阪神淡路も経験していたし、あの時よりマシって思ってお昼間は大丈夫でしたが、夜はやっぱり不安になりました。玄関に着替えや貴重品を入れたリュックを置いて、私にしては準備万端に。
子どもらには「大丈夫、大丈夫〜」と言いつつ、寝てるときに地震がきたらどうするかを頭の中でシミュレーション。
万一のときに二人を守らないとって思って、余震のたびに内心ビクビクしてあまり眠れませんでした。
でも、マンションは友達がいるから、それが心強い。
昨日は男の子兄弟のいる友達とお風呂屋さんに行きました(息子はお兄ちゃん達と男湯へ)
本当にさっぱりしましたー!!頭洗ったら頭の中までスッキリしました。
お風呂の洗い場は長蛇の列でしたが、お風呂屋さんは並んでも行く価値があると思いました。お湯って疲れも不安も全部流してくれるんやなーって思いました。
まだ水道が通ってなかったり、避難所で過ごしていたりと大変な方もいらっしゃいますが、みんなが平穏に暮らせる日が早く訪れますように。
復旧作業などにあたって下さっている方には頭が下がる思いです。