施術を受けられて体が変わられる方は多いですが、
誤解を恐れずに言えば、施術だけでは体は変わりません。
厳密には、変わる人は変わるけれど、変わらない人は変わらない。
手強そうなお身体をされている方には、なんとか変わってもらいたくて施術にもさらに熱が入るのですが、でもなかなか変わらない。
「こんなに一生懸命しているのに、悔しー!!」って思います。
お客様からすれば、「お金払ってるのに変わらないなんて…」と思われるかもしれません。
変わらない原因は、
食事内容、睡眠不足、疲労困憊しすぎて体の修復能力が落ちている、変わりたくないという心
など、様々だと思いますが、
今日はその内の、食事内容について少し書いてみます。
これまで沢山の方のお身体を診せていただいた経験から言うと、
(A)体調が優れない、痩せないときの、短期的な治癒・休息のための食事
と、
(B)日々の健康を維持するための食事
は違うと感じます。
前者(A)は、いわゆる玄米菜食的な食事や、ファスティング(断食)
(画像はお客様のファスティング回復食写真を拝借)
つまり、限りある体内酵素を消化にあてがうのではなく、代謝や体の治癒に多くあてがえるような、胃腸に負担をかけない食事。
一時的にこのような食事を摂ることで、治癒やデトックスができて、痩せたり健康になったりが期待できます。
ただ、これを続けるとタンパク質不足から、疲労・過食(特に甘いもの)→肥満・肌荒れ・皮膚のたるみ(老化)等が起こりやすくなります。
後者(B)は、それプラス、卵・肉・魚貝などのタンパク質と、良質な脂と油(不飽和脂肪酸の中でも特にオメガ3系オイル=亜麻仁油、シソ油、エゴマ油など)を摂る食事。
(こちらもお客様の写真を拝借)
体は細胞の寄り集まりでできていますが、
その細胞の構成を見てみると、水分が約65-70%、次いでタンパク質が15%、その次に脂質が14%と言われています。
ということは、これらをきちんと摂る必要があるということです。
では何故、牛は草しか食べないのに、あんなにしっかりした体なのか?と思われるかもしれませんが
(フリー画像から拝借)
牛には胃が4つあり、その中に特有の酵素・微生物が棲んでいます。
草は微生物の餌になり、微生物によってアミノ酸や脂肪酸が作られるので、結果として牛は、タンパク質や脂質を摂った(草から作り出した)ことになります。
しかし人間は反芻動物ではありませんし、このような微生物も持ち合わせていません。
人前で反芻とかしたくないしね〜(笑)
また、出産や授乳経験のある女性は、一人産む度に産後5年くらいはタンパク質不足になりやすいそうなので、栄養面での注意が必要ですよ!
という私も、できることなら産前・産後に戻って、もっと沢山お肉や魚を食べていたらよかった!と思います。
それなりに食べてはいましたが、私の場合は
「筋肉が付きにくい(β2AR遺伝子の変異がMAX)」
上に、
「コラーゲン分解酵素が多い(MMP1遺伝子の変異がMAX)」
ので、もっと必要だったと思います。←DNA検査からわかった事実
なぜかと言うと、最近本当に肌のたるみが気になるのですよ(>_<)
肌だけならまだしも、関節やら筋肉やらといった、一見わからないところが老化するのが怖いので、自分への戒めを兼ねて今日は書きました。
ではでは
☆リンパドレナージュ ふわり☆
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