さて、巷には沢山の「○○式ダイエット」「○○健康法」がありますね。
これをやって痩せました!これを食べて体調が良くなりました!
という人がいる一方で、しんどかった割にあまり効果なしと感じる人や、逆に体を壊してしまう人がいます。
その違いは何でしょう?
これは、DNA検査を導入してみて私が今実感しまくっていることなのですが、
まず、その○○法の提唱者と持って生まれた体質が似ていれば、結果は出やすいはずです。
糖の代謝が悪い人の場合、炭水化物を減らすダイエットをすれば、確実に痩せます。
でも、果物を沢山食べようというダイエットをすれば、果糖の影響で確実に太ります。
先日、体脂肪率44%のお客様のDNA検査結果を見て驚いたのは、
・糖質代謝は非常によい
・脂質の代謝も非常によい
だったのです。本当に意外でした。
ただ、
・タンパク質を消費しすぎる
というリスクを持っていらっしゃいました。
このリスクの場合、タンパク質(肉・魚・卵・大豆など)をしっかり摂らないと、燃えない体になります。
体が、筋肉のタンパク質をエネルギー源にするために、タンパク質を沢山補わなければ、筋肉が痩せ、代謝が落ちてしまうんですね。
さらに言うと、動物性のタンパク質の方が吸収率がいいので、豆ばかり食べてタンパク質をとっているつもりでいたら、実は必要量が補えていないということもあるそうです。
確かにこのお客様のお食事を伺ったところ、パン、米、キツネうどん、ポテトサラダ、マカロニサラダ、野菜炒め、おかき、ケーキ…という具合で、
糖質(炭水化物)中心でタンパク質がほとんどないことがわかりました。
持って生まれた体質と、現在の生活習慣。
この二つを合わせ見て初めて食事の見直し、生活の見直しができるんだ思いました。
まずは自分を知ること。
これ、本当に大切ですね!