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- 2021.12.31 Friday
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具体的には、皮膚をずらすことで(係留フィラメントを引っ張って)リンパ管の口を開き、過剰な細胞間液をリンパ管内に誘導するという方法で、受け手にとっては、一定のリズムで皮膚を撫でられているような非常にソフトな徒手療法になります。
リラクゼーション効果もとても高く、個人的にはすごく好きですが、指圧文化の日本では「物足りない」「効いている感じがしない」といったクレームにもなりやすいです。
そのため、リラクゼーションサロンやエステサロンでは気安くは取り入れにくい手技でもあって、私も色々な感想を聞いてビビってしまって、その技術だけで施術をすることは今現在はないです。(将来的にはするかもですが^^)
一方で、リラクゼーションサロンやエステサロンに来られる、健康〜プチ不調程度の方にとっては、血流の増大による臓器への負担は気にしなくてもよく、むしろ血流促進によって栄養や酸素が体の隅々まで行き渡り老廃物や二酸化炭素がきちんと回収されるということのほうがメリットになります。
そのために、ふわりでは、「リンパドレナージュ」とは言っても、リンパ流だけでなく血流も促進するような手技を使っています。
基本的な流れは私の中で決まっていますが、むくみが多い、筋肉が凝っている、脂肪が硬い、冷えている…など、その時のお体の状態によっても、どの手技を多くするかとか時間配分は変えています。
ただ、水分を流す方向は、表層リンパの流れの方向を意識していて、過剰な水分はきちんと管に乗せて排出されるように施術しています。
管に乗せずに水分(細胞間液)だけを移動させただけだと、一時的には細くなりますが、時間と共にまた戻りやすいです。
施術前後の写真で、「こんなに細くなりました!」
は、大抵水分移動です。移動させた余分な水分は、排出できてこそなんですね。
あとは、固かった脂肪や筋肉が柔らかくなることでも体のラインが変わりますし、また、血流やリンパ流も変わります。
これ、リンパドレナージュ以前に最近私が重要視していることです。
硬くなった脂肪(セルライト)や筋肉は、リンパ節や血管を圧迫して、管を狭めてしまいます。狭くなると流れるものも流れないですよね。
なので、最近はまず筋肉の緊張を緩める、脂肪をほぐすことも重要だなと思って施術しています。
脂肪が硬くなっているところは大抵冷たいので、触って確かめてみてくださいね。太ももやお腹なんかは、お風呂で自分で揉みほぐしたりも良いですよ。
柔らかくすると燃えやすくなりますので、同時に食事や運動に気をつけてあげるといいですね!
と言うのは簡単ですがね^^;
今日も文章だけですみません。
お読みいただきありがとうございました♪
☆リンパドレナージュ ふわり☆
茨木市双葉町15-5-202
tel: 090-1710-6231
ホームページとネット予約はこちら
http://r.goope.jp/fuwari
50Kgの人なら30Kgが水分だと思うと結構多いですね!
水分て何かと言うと、血液、リンパ液、細胞間液、細胞内液、骨髄液など。
動脈を通って体の隅々に送り込まれた血液が、細胞間液・細胞内液となり、
不要なものは、静脈管とリンパ管とを通して、静脈血・リンパ液として回収されます。
ところで、「リンパが詰まってる…」
なんて言葉を時々耳にしますよね?
それを聞くと、「リンパ」っていうもの自体よくわからなくても、なんとなく悪いことだというイメージはしますよね?
たぶんその言葉は、「滞っている・固まっている・冷えている」などの状態を表しているんだと思います。
でも、その言葉のままに実際にリンパ管の中が詰まっていたら大変です(笑)
「血管詰まってますね」なんてお医者さんに言われたら速入院ですもんね。
「滞っている」という状態は、リンパだけが滞っているわけではなくて、血流が悪いことが滞りの大きな原因であることの方が多いかもしれません。
というのも、水分の回収量だけを見ると、静脈が90%程度で、リンパはたったの10%程度なんです。
また、血管とリンパ管の構造上、血液が流れることでリンパの流れも促されることから、血流の良し悪しはリンパ流にも影響します。
では、リンパって他に何が重要かというと、
まず一つが、リンパ管はその構造上、血管が回収できないサイズの老廃物(タンパク質のかけらなど)の回収が可能です。だから、「不要なものを貯めこまない」ためにはリンパがきちんと機能することが大切です。
もう一つがおなじみの免疫機能ですね。リンパ液中のウイルスや癌細胞は、リンパ管の合流点であるリンパ節でやっつけられ、これらが血液中に入ることを防いでくれます。
ちなみに、リンパ節は全身に800個程度あり、そのリンパ節がたくさん集まっている部分(耳下、脇、お腹、脚の付け根、ひざ裏)が5大リンパ節と呼ばれています。
ところで、血液が1分間で体を一周するのに対し、リンパ液は1分で30cm程度しか流れません。
このようにリンパの流れが緩慢なのは、心臓のようなポンプがなく、周りの筋肉の収縮や、隣り合う血管の血流がリンパ管壁を刺激することで流れるからです。
だから、体をあまり動かさなかったり、体が冷えていたりすると、リンパの流れはさらに緩慢になり、むくみなどの不調がでてきます。
また、自律神経の影響も受けやすく、疲れたり寝不足だったり常に緊張状態にあることも、流れを緩慢にします。
だから、外からのドレナージュ(流れを促す)が有効になります。
(次回に続きます)
☆リンパドレナージュふわり☆
茨木市双葉町15-5-202
電話:090-1710-6231
http://r.goope.jp/fuwari